本や音楽、映画のレビューです。
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朧の森に棲む鬼
この剣が

俺の舌先と同じ速さで

動くのならば

舌の根が乾かぬうちは

この剣の血も乾く事はない

舌も手も全て血塗れ

それがこのライ様だ



今回の新感線の舞台は久しぶりに中島かずき新作。

染五郎が「阿修羅城の瞳」で新感線流歌舞伎、いわゆる「いのうえ歌舞伎」の方向性を決定的にしてから数年が経ち、今作ではあえてその原点ともなる「阿修羅」を越える作品にすべくかなり力の入った作品となった。

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この作品は日本の昔話「大江山の鬼退治」とシェークスピアの「リチャード三世」をベースとした完全悪の男を主人公にしている。

その主役を染五郎が演じているのだ。

今までのいのうえ歌舞伎で染五郎が演じるのは、人に慕われ、愛される圧倒的な善者であったが、今回の主人公ライはその舌先で人をことごとく勾引し、裏切る悪者である。

絶大な信頼を寄せてくれていた同じ村の幼なじみをも裏切り、着々と国の王の座へ近づき、邪魔となる人間を抹殺していく彼の形相は徐々に鬼と化し、朧の森に棲む「オボロ」という名の魔物から与えられた剣とその舌先から発せられる嘘で世界を血に染めていく。



以下ネタバレ



まず、貧しい身なりから始まるライはあまりぱっと冴えない口先だけの男だったのだが、嘘と魔の剣で徐々にのし上がり、将軍となったときの彼は本当に美しく、気品が感じられるのがすごい。

染五郎ってやっぱりこういう気品のある役がすごい似合う。

これをもし、染五郎以外の役者がやっているとどうしても血なまぐささが出てしまうと思うのだけど、染五郎がやるとその気高さが際立って、反対にその冷酷さで背筋が寒くなる感じさえするのだ。
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| 20:51 | 舞台 | comments(0) | trackbacks(0) |
吉原御免状
新感線プロデュース(かな)吉原御免状みにいってきました。



天保十二年のシェイクスピア同様、原作があるお話の作品だったのでとてもよかったです。(とかくとまるで中島かずきがだめみたいじゃないか、と思うけど、それについては・・・。)

あて書きをしていないからか、じゅんさんが轟天にならず、河野まさとさんが裏切りそうで、裏切らなかったり、裏切ったりみたいなのがなく、うこりんも裏切らずに普通によい人のままだっただけでもかなり新鮮だった。

やっぱり中島かずきがかくと、確実にうこりんは裏切り者とか敵キャラなので。

まこりんは正統派で悪役してて素敵でした、今回。

でも、やはり素敵という言葉が一番似合うのは主役の堤真一さんですな。

声といい体つきといい、最高にカッコイイ。やばい。
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| 12:20 | 舞台 | comments(0) | trackbacks(0) |
過去に観劇したものリスト(1997〜1998)
観劇日時 劇団名 演目 概要
1996/11/8 惑星ピスタチオ 「Believe」 羽柴秀吉が拾った冊子はチャート式日本史だった!

1997/6/1 惑星ピスタチオ 「熱闘!飛龍小学校☆パワード」 小学校に伝わる飛龍エメラルドをめぐるバトル!
1997/6/7

1997/9/25 惑星ピスタチオ 「WORLD」 旅人、宇宙人、研究者・・・様々な人物が繰り広げるそれぞれの世界、それぞれのドラマ
.09/26,10/12.
10月20日

1997/10/4 劇団★世界一団 「ハワイの結婚式」 ハワイの姫と日本の王子が結婚?

1997/11/5 MOTHER 「Perfect Lives」 2028年人間のクローン計画が進められたが。

1997/11/14 クロムモリブデン 「LABCHAN」 代理母ロボ「LABCHAN」をめぐるトラブル

1997/12/24 CURATE246-T 「煽動する女」 3人の男を惑わす3人の女性たちのドラマ
12月28日

1998/1/17 M.Kプロデュース 「SWAP」 4人の男女が愛し合う。これは罪?それとも。

1998/1/23 ファントマ公演 「えん魔版ハムレット」 伊藤えん魔がハムレットを演出すると。

1998/1/31 HailMary 「けれどスクリーンいっぱいの星」 ショーマの作品。

1998/2/9 ランニング 「THE END AGAIN」 熱血青春ドラマ
シアターダッシュ

1998/2/21 PARCO劇場 「ロマンチックコメディ」 浅野温子が舞台初挑戦。佐々木蔵之介大活躍!
オフィストゥーワン提携

1998/2/23 遊気舎 「源八橋西詰」 ある、交差点からはじまる奇妙な人間模様

1998/3/24 劇団☆新感線 「SUSANOH〜魔性の剣〜」 3人のタケルが巨大な悪に立ち向かう

1998/3/30 TEAM発砲ダッシュ 「BRIDGE」 一年生部員の落ちこぼれ6人は、深夜、ある計画を企てた!

1998/4/8 MOTHER 「SHYBAN」 観客が陪審員?

1998/4/15 NODA・MAP 「ローリングストーン」 ある国と国の戦いの物語

1998/4/16 劇団☆新感線 「SUSANOH〜魔性の剣〜」

1998/4/19、5/3 惑星ピスタチオ 「大切なバカンス」

1998/5/17 RUPproduce 「広島に原爆を落とす日」 いのうえひでのり演出

1998/7/15 キャラメルボックス 「さよならノーチラス号」

1998/7/20 劇団赤鬼 「シリウスに向かって撃て」 SFとスポーツの融合。

1998/8/5,6 中島らも事務所 「一郎ちゃんがいく」 高瀬宮役佐々木蔵之介の演技が光る。
プロデュース

1998/8/15,16 ランニングシアター 「胸騒ぎ」 関西の水泳部の少年たちがすごす暑い夏の物語
ダッシュ

1998/8/15 戒穴社長 「ななつのひきだし」
プロデュース

1998/8/29 新感線R 「The Vampire Strikes Rock」 吸血鬼のハードでロックなミュージカル

1998/8/31 MOTHER 「Deep Blue」

1998/10/12 リリパットアーミー 「0007 マダムルージュに愛をこめて」 コードネームは0007。とあるスパイの物語。

1998/10/13 遊気舎プロデュース 「びよ〜ん(Beyond)」 さまざまな物語が交錯する奇妙な世界

1998/10/24 南河内万歳一座 「ライオン狩り」 何かに追われて体育館に避難してくる人々の物語。

1998/10/30 朝日新聞創刊 「OPPEKEPE」 音二郎の実話を演劇化。
120周年記念

1998/11/17 キャラメルボックス 「MyBelle」 あなたにとって、わたしにとってのMy Belleは?

1998/12/2 遊気舎Brand- 「カウンティング」 日本の夜明けから夜更けまでを一気に駆け巡る。
newkitchen

1998/12/11、16 惑星ピスタチオ 「KNIFE」 凶悪犯罪者として逃亡するナイフの壮絶な物語。
| 13:40 | 舞台 | comments(0) | trackbacks(0) |
びよ〜ん(Beyond)
1998/10/13 遊気舎プロデュース 「びよ〜ん(Beyond)」 東京公演/本多劇場
大阪公演/近鉄アート館

出演/池津祥子(大人計画)、西村頼子(劇団そとばこまち)、久保田浩、後藤ひろひと(Piper)、山本忠、楠見薫、西田政彦、谷省吾、プリンス・ジャミー・アリババ・ゴールデン40人・光と影・人工衛星・C‐500・ DIDDLE,FOG,DIDDLE,SLOWAIR・REWRITER 作・演出/後藤ひろひと

あらすじ/
公務員、プログラマー、OL、宇宙人、羽曳野の伊藤、空手家、芸術家、加藤、入居者が、人間の存在以上のものをこえようとするちょっぴり不条理で不思議な不思議な物語。
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| 13:39 | 舞台 | comments(0) | trackbacks(0) |
「0007 マダムルージュに愛をこめて」
1998/10/12 リリパットアーミー 「0007 マダムルージュに愛をこめて」 東京公演/下北沢ザ・スズナリ
大阪公演/扇町ミュージアムスクエア

出演/わかぎえふ、及川直紀、コング桑田、BOOK克明(ゼブラマガジン)、三好大角(ゼブラマガジン)生田朗子(劇団五期会)、勝平ともこ(劇団M.O.P)、中井重文、野田晋市、磯川美樹、西尾崇ほか作・演出/わかぎえふ

あらすじ/
彼の名はジェームス・ボンド。コードネームは0007。つまり、あのジェームス・ボンドとは全くの別人。
しかし、仕事は同じ。スパイである。そして、その活躍する所には必ず麗しい女性が現れる。今回の仕事を進めていくうちに彼は大きな黒幕の存在を知る。その名は「マダム・ルージュ」。彼の活躍を嘲笑うかのようにマダム・ルージュは事件を引き起こす。そして、謎の美女。
ジェームス・ボンドの運命やいかに!
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| 13:38 | 舞台 | comments(0) | trackbacks(0) |
The Vampire Strikes Rock
1998/8/29 新感線R 「The Vampire Strikes Rock」 場所/大阪公演道頓堀中座
東京公演サンシャイン劇場

出演/右近健一、池田有希子、植本潤(花組芝居)、山内圭哉(リリパットアーミー)、河野まさと、村木よし子山本カナコ、インディ高橋、磯野慎吾、吉田メタル、杉本恵美、タイソン大屋、このまんま林、中谷さとみ、中村なる美、Yoshirow、RYU、KAZUHIDE SHIROTA、TAIJI FUJIMOTO、逆木圭一郎、岡崎司作・演出/いのうえひでのり

あらすじ/
ライブ会場で次々と女の子達が消えた・・・?デンジャラスなパフォーマンスで人気のオカルティック・コスプレバンド”PHANTOM”。その”PHANTOM”がプロデュースする謎のロックミュージカルのオーディションがあるという!
会場は”おばけ屋敷と呼ばれる古い洋館、深夜0時!オーディションへ向かうタマコ、あずき、きな子、みつ子の四人の少女達。だが”PHANTOM”の正体は遥か遠い宇宙の彼方、惑星デスよりやってきたヴァンパイア・エイリアンだったのだ・・・!
謎のミュージカルとは?そして四人の少女達の運命は・・・!? ROCKと芝居のコラボレーションにこだわり続けてきた劇団☆新感線が、JAPANESE ROCKの強力メンバーを迎え、”ロックとは?そしてミュージカルとは何か”を、今、世に問う、超いい加減B級SFホラーロックミュージカル巨編!!(ちらしより抜粋)
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| 13:37 | 舞台 | comments(0) | trackbacks(0) |
ななつのひきだし
1998/8/15 戒穴社長
プロデュース 「ななつのひきだし」 江古田ストアハウス

出演/川上 紀之、廣瀬 大輔、広田善一、藤井賢弥、増田安伊子、橋本佳代子作・演出/戒穴社長、 照明/神保 正則、音響/和泉 みか、舞監/西川建、制作/戒穴社長

あらすじ/
サイババ、ガンジー、マリック、織田無道、ギボアイコ・・・。なんだか凄い名前の人たちが集まる場所があった。そこは除霊などを目的とした心霊スクール。
しかし実態は、高い壷を買わせたり、除霊と偽って金をふんだくるHow toを教えるインチキスクールだった。
このインチキスクールの生徒、先生が遊んだり、地元の盆踊り大会にでてみたりしているうちに、サイババに奇妙な現象が襲い掛かる。それは昔、付き合っていた引田天巧の霊・・・。サイババは彼女にとって最後の彼だった。引田天巧の霊が訴えかけるメッセージとは・・・。
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| 13:36 | 舞台 | comments(0) | trackbacks(0) |
一郎ちゃんがいく
1998/8/5,6 中島らも事務所
プロデュース 「一郎ちゃんがいく」 東京公演/東京グローブ座、
大阪公演/近鉄アート館

出演/升 毅(MOTHER)、佐々木蔵之介、大谷亮介、粟根まこと(劇団☆新感線)、わかぎえふ(リリパットアーミー)牧野エミ(MOTHER)、及川直紀(リリパットアーミー)、三好大角(ゼブラマガジン)、野田晋市(リリパットアーミー)、宮吉康夫(MOTHER)、他 作/わかぎえふ 、演出/G2

あらすじ/
時は明治、文明開化の真っ盛り。大蔵建造男爵は欧米へ留学させる人材を探していた。そして、選出した者の中からリーダーをきめるべく公開試験を行うことを決定する。公開試験に臨む日本を代表する天才たちは、3名。いずれも日本でも指折りの天才である。
その中にあの男はいた。
男の名は「浅井一郎」。帝国大学を半年で卒業したといわれる伝説の男である。
この伝説の天才の登場に、明治天皇の落し胤と噂される高瀬宮も受験を希望する。公開試験で選ばれる日本一の天才は果たして誰なのか?
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| 13:35 | 舞台 | comments(0) | trackbacks(0) |
シリウスに向かって撃て
1998/7/20 劇団赤鬼 「シリウスに向かって撃て」 神戸アートビレッジセンター

出演/岡田 省、川浪ナミヲ、小野 弓、土性正照、高野聖子、市川晃次、午後のかわてぃ、みききさを由佐たつや(劇団マサラチャイン)、山田かつろう(売込隊ビーム)、高須浩明(劇団化石オートバイ)、他脚本・演出・出演/吉村シュークリーム

あらすじ/
1998年夏、一隻の宇宙船にある3人が乗り合わせた。ひとりは20年の刑期を終えた男、ひとりは刑事、そして残るひとりは「シリウス」という電気に変わる動力資源を開発した女性科学者、いわば、地球の救世主。
しかし、男はつぶやく。「地球が、よう燃えとる・・・。」「シリウス」は地球にとって新しい資源となるはずだった。しかし、「シリウス」はどういうわけか地球のバランスを失わせ、とうとう地球は太陽のように燃える星となってしまったのだった。
3人の乗り合わせた宇宙船は刑事が船内で誤って発砲したせいで軌道を大きく外れ、光速を越え、時間を溯り始める。女性科学者が「シリウス」を開発する人生を歩み始めるきっかけとなった20年前の夏へ。
女性科学者が遠い夏の日、夢見ていた、あの真夏のグラウンドへ・・・。
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| 13:35 | 舞台 | comments(0) | trackbacks(0) |
さよならノーチラス号
1998/7/15 キャラメルボックス 「さよならノーチラス号」 新神戸オリエンタル劇場

出演/西川 浩幸、上川隆也、坂口理恵、岡田さつき、岡田達也、真柴あずき、近江谷太朗、大内厚雄、南塚康弘、中村恵子、岡内美喜子、浅岡陽子 脚本・演出/成井豊 製作総指揮/加藤昌史

あらすじ/
引越しの準備をする小説家、そこへ担当の編集者が訪れる。編集者は次回作について、小説家に伺ってみるが、いい返事は得られない。そのとき、ダンボールの中にあるものを見つける。
それは、ブリキで出来た潜水艦ノーチラス号。編集者は小説家にそのブリキで出来たおもちゃにまつわるエピソードを話すように促す。
小説家はしぶしぶながら、そのおもちゃ、ノーチラス号の物語を話し始めるのだった。彼の幼かった時代、そう、12歳のころの自分の物語を。
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| 13:34 | 舞台 | comments(0) | trackbacks(0) |